伐根って何をする工事?抜根との違いと依頼のタイミングを解説|四日市市の造園業者が説明

庭木を伐採した後、地中に残った根をそのままにしていませんか。伐根は木の根を土中から完全に取り除く工事で、再発芽防止や土地活用のために欠かせない作業です。四日市市で造園業を営む私たちのもとには、個人宅だけでなく企業敷地の緑地管理や不動産会社、地主の方から「抜根と何が違うのか」「いつ依頼すればよいのか」というご相談が多く寄せられます。この記事では、伐根の基本的な内容から抜根との違い、依頼のタイミングまで、造園工事の専門業者が分かりやすく解説します。
目次
伐根とは?基本的な作業内容を解説
伐根とは、伐採後に地中に残った木の根株を土中から取り除く工事のことを指します。木を切り倒しただけでは、地下に張り巡らされた根が残ったままの状態です。
作業内容は大きく分けて3つの工程があります。まず根株の周囲を掘削して根の範囲を確認します。次に重機やチェーンソーを使って主根を切断し、最後に根株本体を引き抜きます。
根の深さは樹種によって異なりますが、一般的な庭木で地下50cm~1m程度、大木になると2m以上掘削が必要なケースもあります。根がコンクリート基礎や配管の近くまで伸びている場合は、周辺構造物を傷つけないよう慎重な作業が求められます。
伐根の主な目的
伐根を行う主な目的は再発芽の防止です。切り株をそのままにしておくと、樹種によっては新芽が出て再び成長してしまいます。また土地を有効活用するためにも根の撤去は必須です。建物の基礎工事や駐車場舗装、農地転用、企業敷地の整備などを計画する際、地中に根が残っていると工事の妨げになります。
伐根と抜根の違い|混同しやすい2つの作業
伐根と抜根は同じ意味として使われることが多いですが、厳密には作業手順に違いがあります。
伐根は前述の通り、伐採後に根株を土中から取り除く作業です。一方、抜根は立木の状態から根ごと引き抜く作業を指します。つまり伐採と抜根をまとめて行う工法が抜根です。
実際の現場では、木の大きさや周辺環境によって最適な工法を選択します。住宅密集地や狭小地では周囲への配慮から伐根を選ぶことが多く、広い敷地で複数本の樹木を撤去する場合は抜根が効率的です。
伐根が必要になる具体的なケース
伐根工事のご依頼が多いケースを具体的にご紹介します。
個人宅の建築・外構工事に伴う撤去
新築やリフォームで駐車場やカーポートを設置する際、既存の庭木の根が施工の障害になります。コンクリート打設前には完全に根を取り除かないと、後々根の腐敗で地盤が緩み不同沈下を起こすリスクがあります。
企業敷地の緑地管理・再整備
工場やオフィス、商業施設の敷地内にある老木や枯損木の撤去、緑地帯のリニューアル工事に伴う伐根依頼も増えています。企業イメージや従業員の安全確保のため、計画的な樹木管理の一環として実施されるケースが多く見られます。
不動産会社による物件整備
売却予定の土地や賃貸物件の価値向上のため、放置された樹木の伐根を依頼される不動産会社も少なくありません。更地化や外観改善により物件の訴求力を高めることができます。
空き地・空き家の管理
地主や相続で取得した土地の管理として、雑木や雑草とともに不要な樹木の根を撤去するケースがあります。放置すると景観悪化や害虫発生の原因となるため、定期的な管理の一環として伐根を実施します。
根による構造物への影響回避
切り株から数年経過すると根が腐食して土中に空洞ができます。また生きた根が伸び続けて配水管や擁壁に圧力をかけるケースもあります。特に四日市市内の古い住宅地では、敷地境界沿いの樹木根が隣地ブロックを押している事例も見られます。
シロアリ被害の予防
伐採後の切り株はシロアリの温床になりやすく、そこから住宅本体へ被害が広がる危険性があります。特に湿気の多い環境では腐朽が進みやすく、早期の伐根が推奨されます。
伐根工事の流れと使用する機材
当社で実施している標準的な伐根工事の流れをご説明します。
①現地調査と見積り
根株のサイズ測定、根の広がり範囲の推定、周辺構造物の確認を行います。地下埋設物の有無も重要な確認項目です。企業敷地や広範囲の伐根では事前に施工図を作成し、安全管理・工程管理の計画を立てます。
②掘削作業
バックホウやユンボで根株周囲を掘削します。狭い場所ではミニユンボや手掘りで対応します。根の太さや深さによって掘削範囲を調整します。
③根の切断と撤去
チェーンソーで主根を切断し、重機のアームで根株を引き上げます。頑固な根にはスタブカッターという専用機械を使用します。
④埋め戻しと整地
穴を埋め戻して転圧します。その後の用途に応じて山砂や砕石で調整し、表面を平らに均します。
根の撤去後は必ず土壌を十分に転圧します。転圧が不十分だと雨水で土が沈み、後々地盤トラブルの原因になります。駐車場やアプローチなど荷重がかかる場所では特に重要です。造園施工管理技士による品質管理のもと、妥協のない施工を実施しています。
伐根を依頼するタイミングと費用の目安

伐根工事に適した時期と費用について解説します。
施工に適した時期
伐根工事自体は通年対応可能ですが、梅雨時期や台風シーズンは土壌が軟化して重機が入りにくくなります。また冬季は地盤が固く作業効率が良い反面、落葉樹は根が休眠期に入り確認しやすくなるメリットがあります。
建築工事の着工前や企業敷地の年度計画に合わせて、余裕を持ったスケジュールを組むことをお勧めします。伐根後の地盤安定には通常1~2週間程度必要です。
費用の目安
上記は基本料金の目安で、重機が入れない場所での手作業や廃材処分費、埋め戻し材の追加などは別途費用が発生します。企業敷地や複数本の一括施工では割引対応も可能です。正確な費用は現地調査後のお見積りでご確認ください。
伐根後の土地活用方法
伐根工事完了後の土地は様々な用途に活用できます。
個人宅での活用例
最も多いのが駐車スペースへの転用です。コンクリート舗装や砕石敷きで車両の乗り入れが可能になります。四日市市内では敷地が狭い住宅も多く、庭木を撤去して駐車場にするケースが増えています。また新たな植栽スペースとして利用することもできます。根を完全に撤去することで土壌環境がリセットされ、新しい樹木や草花が健全に育ちます。外構工事の一環として、ウッドデッキやテラスの基礎部分に活用する事例もあります。
企業敷地での活用例
工場やオフィスでは従業員駐車場の拡張、資材置き場の確保、新規設備の設置スペースとして活用されています。緑地帯のリニューアルでは伐根後に新たな低木や芝生を植栽し、メンテナンスしやすい景観づくりに役立てています。
不動産・地主による活用例
売却予定地の更地化、賃貸物件の駐車スペース増設、資産価値向上のための景観改善など、不動産活用の選択肢が広がります。空き地を定期的に管理することで近隣トラブルを防ぎ、将来的な土地活用もスムーズに進められます。
まとめ
伐根は木の根を土中から完全に取り除く工事で、抜根とは作業手順が異なります。個人宅の建築工事や企業敷地の緑地管理、不動産会社による物件整備、空き地・空き家の管理など様々な目的で必要になる作業です。
工事は現地調査から掘削、根の切断、埋め戻しまで複数の工程があり、使用する重機や作業時間は根株の大きさによって変わります。費用は根株直径30cm未満で2万円から、50cm以上になると8万円以上が目安です。企業敷地や複数本の一括施工では割引対応も可能です。
施工時期は通年可能ですが梅雨や台風時期は避け、建築工事の着工前や企業の年度計画には余裕を持ったスケジュールをお勧めします。伐根後の土地は駐車場や新たな植栽スペース、外構工事の基礎など多様な活用が可能です。
株式会社丸宏庭園管理では、三重県全域・奈良県・愛知県に対応し、造園施工管理技士による品質管理のもと安全で確実な伐根工事を提供しています。個人宅から企業敷地、不動産管理まで幅広く対応し、現地調査やお見積りは無料で実施しております。四日市市をはじめ広域エリアでの伐根工事は、まずはお気軽にご相談ください。
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