相続した実家の庭、どうすれば良い?四日市市の庭管理業者が教える対処法
相続した実家の庭が荒れ放題で売却に支障をきたしていませんか?四日市市で造園業を営む私たちは、不動産業者様から「相続物件の庭をどう処理すれば良いか分からない」というご相談を多数いただいています。庭の状態は物件の印象を大きく左右し、買主の購買意欲に直結します。本記事では、相続した実家の庭を適切に管理・整理する方法について、造園のプロが実務的な観点から解説します。

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相続した実家の庭でよくある3つの課題
相続した実家の庭には、長年の放置によって様々な課題が潜んでいます。不動産業者様が物件を取り扱う際、庭の状態が売却活動に大きな影響を与えることは少なくありません。
①雑草・樹木の繁茂による近隣トラブル
最も多い課題が雑草や樹木の繁茂です。四日市市は温暖湿潤な気候で、年間降水量は約1,500mmと雑草が生育しやすい環境です。相続後、半年も管理を怠ると、雑草は人の背丈を超え、蚊や害虫の発生源となります。私たちが対応した事例では、隣地に雑草の種が飛散し、近隣住民から苦情が寄せられていたケースもありました。
②庭木の越境問題
松や梅などの庭木は、剪定しないと年間30〜50cm成長します。枝が隣地に越境すると、民法233条により隣地所有者から切除請求を受ける可能性があります。実際に四日市市内で対応した相続物件では、3年放置された松の枝が隣家の屋根に接触し、落ち葉が雨樋を詰まらせていたため、早急な伐採対応を求められました。
③庭石・灯籠などの庭園設備の処分
日本庭園風の庭には、重量のある庭石や石灯籠が設置されていることがあります。これらの処分には専門的な技術と重機が必要で、1トンを超える庭石の場合、クレーン車の手配や産業廃棄物処理の手続きが必要です。処分費用は重量や撤去難易度によって大きく変動するため、事前の現地調査が不可欠です。
放置した庭が引き起こす3つのリスク

相続した庭を放置すると、単なる景観の悪化だけでは済まない深刻な問題が発生します。
物件価値の下落
国土交通省の調査によると、外構・庭の状態が悪い物件は、同条件の整備された物件と比べて5〜15%の価格差が生じることが報告されています。荒れた庭は第一印象を著しく損ない、内覧時の買主の購買意欲を大きく削ぎます。四日市市内の住宅地では、庭を整備しただけで成約期間が2ヶ月短縮した事例もあります。
害虫・害獣の発生
繁茂した雑草や放置された庭木は、蚊・ハチ・ムカデなどの害虫の温床になります。また、空き家状態が続くと、ネズミやハクビシンなどの害獣が住み着くリスクも高まります。四日市市環境部への苦情相談件数は年間約150件あり、そのうち約30%が空き家関連の害虫・害獣問題です。これらの問題は近隣トラブルに発展しやすく、物件の評判を著しく損ねます。
法的責任の発生
空き家対策特別措置法により、著しく管理が不適切な空き家は「特定空家」に指定される可能性があります。指定されると固定資産税の優遇措置が外れ、税負担が最大6倍に増加します。また、民法717条の土地工作物責任により、庭木の倒壊や害虫被害で近隣に損害を与えた場合、所有者が損害賠償責任を負うことになります。
空き家状態の物件は、最低でも月1回の見回りと年2回の庭木剪定・除草作業が推奨されます。定期管理により、特定空家指定のリスクを回避できます。
不動産業者が知っておくべき庭の整理手順
相続物件の庭を効率的に整理するには、段階的なアプローチが重要です。
STEP1:現地調査と見積もり取得
まず専門業者による現地調査を実施します。調査では庭の面積、雑草の繁茂状況、樹木の種類・本数・高さ、庭石などの設備の有無、敷地境界の状況を確認します。写真撮影と測量を行い、作業に必要な重機や人員を算出します。私たちの場合、四日市市内であれば最短翌日に無料で現地調査に伺い、3日以内に詳細見積もりを提出しています。
STEP2:近隣への事前説明
作業開始前に、隣接住民への事前説明を行います。作業期間、作業時間帯、騒音・振動の有無、車両の出入りについて丁寧に説明することで、トラブルを未然に防ぎます。特に重機を使用する場合や高木の伐採作業では、安全確保の観点からも近隣への配慮が不可欠です。
STEP3:段階的な庭の整理作業
作業は優先順位をつけて段階的に進めます。第一段階で越境枝の剪定や危険木の伐採を行い、近隣リスクを解消します。第二段階で雑草除去と地面の整地を実施し、見た目を改善します。第三段階で不要な庭石・灯籠などの撤去を行い、最終的に防草シートの敷設や砂利敷きなどの簡易な整備を施します。この段階的アプローチにより、予算に応じた柔軟な対応が可能です。
庭の状態別の対処法
相続庭園の状態は放置期間によって大きく異なります。それぞれに適した対処法を解説します。
軽度:半年〜1年程度の放置
雑草が繁茂している程度であれば、草刈り機による除草と庭木の軽剪定で対応可能です。作業期間は30〜50坪の庭で1〜2日程度、費用も比較的抑えられます。この段階であれば、定期管理契約に移行することで良好な状態を維持できます。売却活動を円滑に進めるためにも、早期の対応が推奨されます。
中度:2〜5年程度の放置
庭木が成長して枝が隣地に越境し、雑草は木質化して根が深く張っている状態です。チェーンソーによる枝の伐採や抜根作業が必要で、作業期間は3〜5日程度かかります。また、害虫駆除や消毒作業も並行して行う必要があります。四日市市内の事例では、この状態の庭を整理したことで、物件の問い合わせ件数が3倍に増加しました。
重度:5年以上の放置
庭全体が荒廃し、高木化した樹木や倒木、蔓植物の絡まりなどで人が入れない状態です。重機による伐採作業、大量の廃棄物処理、場合によっては土壌改良まで必要になります。作業期間は1〜2週間、大規模な場合は1ヶ月以上かかることもあります。ただし、適切に整理すれば更地同然の状態にでき、土地活用の選択肢が広がります。
四日市市での庭管理の費用相場
相続庭園の整理費用は、作業内容と庭の状態によって変動します。
作業内容別の費用目安
四日市市内での一般的な費用相場を以下に示します。
費用を抑えるポイント
費用削減には、必要最小限の作業に絞ることが有効です。売却目的であれば、見た目を改善する草刈りと危険木の伐採に重点を置き、庭石などは「現状有姿」として買主に引き継ぐ方法もあります。また、複数の相続物件を同時期に依頼することで、スケールメリットによる割引が適用される場合があります。私たちは不動産業者様向けに、年間契約での割引プランもご用意しています。
丸宏庭園管理の相続物件向けサービス

私たち株式会社丸宏庭園管理は、四日市市を中心に相続物件の庭整理を専門に扱っています。
四日市市での施工実績
2024年度は四日市市内で52件の相続物件庭整理を実施しました。住宅地の戸建て物件から郊外の大規模庭園まで、幅広い実績があります。不動産業者様からは「庭の印象が変わったことで成約が早まった」「近隣クレームが解消され、スムーズに売却できた」とのお声をいただいています。施工写真や詳細事例は当社ウェブサイトでご覧いただけます。
まとめ
相続した実家の庭は、適切に対処すれば物件価値を高める重要な資産となります。放置期間が長いほど整理費用は増大しますが、段階的なアプローチにより予算に応じた柔軟な対応が可能です。四日市市での相続物件の庭整理は、地域の気候・土壌条件を熟知した専門業者への依頼が最適です。私たち株式会社丸宏庭園管理は、不動産業者様のパートナーとして、現地調査から施工、アフターフォローまで一貫してサポートいたします。相続物件の庭でお困りの際は、ぜひお気軽にご相談ください。
株式会社丸宏庭園管理
〒512-1103 三重県四日市市西山町7429
TEL:090-5465-5670
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